緊急提言!—— 『原子力発電をどうするか』
“現実的シナリオ” とは何か? 第一人者による緊急提言!
『原子力発電をどうするか —— 日本のエネルギー政策の再生に向けて』
このたびの震災と、それに伴う福島第1原子力発電所事故を受け、日本のエネルギー産業史研究の第一人者である著者・橘川武郎先生が、歴史的視野と企業経営分析の専門的立場から提言をおこなうべく、『原子力発電をどうするか ——日本のエネルギー政策の再生に向けて』 を刊行します。
すでに今回の事故に伴い、原子力発電の存廃問題や、また、今夏に見込まれる大規模な電力不足の問題をめぐって多くの議論が展開されています。そのような状況下において、少しでも正確な論点を提供すべく、長年にわたり電力業のみならず、石油・ガスなども含むエネルギー産業の専門家として積み重ねてきた研究の成果を総動員して、日本のありうべきエネルギー政策の再構築に向けた提言をおこないます。
“原発推進派” 対 “原発反対派” という二項対立を乗り越え、今後の電力業ひいてはエネルギー産業のあり方について、短・中・長期的な見通しに基づく国民的合意を形成していくための、冷静な分析に基づく緊急提言です。
橘川武郎 著
定価/本体価格 2,520円/2,400円
四六判・上製・192頁
ISBN978-4-8158-0679-8 C3033
在庫有り