内 容
彼は「思想を感覚的に把握する」ことができた、というエリオットの再評価以来、ジョン・ダンの名は、イギリス文学の中に揺るぎない位置を占めている。本書は、「魂の修辞」を駆使したこの「形而上詩人」の全詩業を、機敏な日本語で現代に甦らせた訳者多年の労作である。
目 次
唄とソネット
エピグラム
エレジー
婚礼歌
諷刺詩
書簡詩
記念日の歌
挽歌と葬送歌 —— 様々な方々の死に臨んで
魂の遍歴
宗教詩
解 説
ジョン・ダン年譜
あとがき
ジョン・ダン書誌
受 賞
関連書
『ペトラルカ カンツォニエーレ』 フランチェスコ・ペトラルカ 著/池田 廉 訳
『ペトラルカ 凱旋』 フランチェスコ・ペトラルカ 著/池田 廉 訳
『アリオスト 狂えるオルランド』 ルドヴィコ・アリオスト 著/脇 功 訳
『レオパルディ カンティ』 ジャコモ・レオパルディ 著/脇 功・柱本元彦 訳